加藤匠馬捕手(中日)

グリップエンドが異様に太いバットを持った加藤捕手、さらに重さは1Kgとか。

とても野球選手を輩出するような環境ではない三重の山村(プロ野球に所属したというだけでも栄誉)から生まれた加藤君、そんな村の同郷というだけの理由で我が子を見守るような気持ちで入団以来「39」のユニホームを持ってナゴヤ球場通い。

ナゴヤ球場でも試合に出たり出なかったり(ドラゴンズの一員)という存在感にしか見えなかったけど幸いキャッチャーというポジション、試合に出ないときも3塁側ピッチャー練習場に姿はあるのでナゴヤ球場通いは無駄ではなかった。

秋になると戦力外名簿にあがるのではないかと(まさに)我が子の身を案じるように心配していた。ところが突然、昨年・・・である。

素人が見て良し悪しを言えるのはせいぜい「肩」と「打力」くらいでキャッチングなどはいろんなファクターが絡み合うので何ともわからない。

「肩」誰もが認める強肩、「打力」も誰もが認める・・・になってしまっているのは悔しい。打席に立つたび『頼む、右狙い1本で・・』

ライト狙いしかしないしライトへしか飛ばさない、どのチームも加藤が打席に入ったらサードもショートもセカンドベース付近に集まる変則守備を敷くくらい個性あふれるようになってくれ~。

そんな中、冒頭の話題がでてきたので内心わくわくしながら期待しているのである。